フランスでママン 〜マザーズバッグについて①〜
マザーズバッグの使い勝手の良さがいかに重要か、ママになってからじゃないと分からないものだと思います。
見た目の良さやクオリティ、ブランドを持つことの自尊心だけでは、
理想のマザーズバッグにはなかなか出会えないことが分かってきました。
私はバッグが大好きです。
日本にいた頃フランスのハンドバッグブランドで働いていたこともあり、
バッグに関しては知っている方です。
当時はレザーで斜めがけもできてシックなバッグをママの私物バッグとしてママ世代の方々におすすめしたりもしていました。
しかし、「軽くて、ポケットと仕切りもあるレスポのバッグ
にはかなわない」という方に度々出会いました。
確かに、重さの点でもレザーとナイロンでは勝敗は決しています。
それでも、自分のブランドのバッグが大好きでしたから、当初はレスポと聞くだけでライバルのような感じを持っていました。
私はママになってもバッグにだけはこだわるぞ!などと思ったりしていました。
が。
いざ、自分がママになってみると。
いかに日々のバッグの重要ポイントが「使い勝手の良さ」にかかっているか思い知りました。
そして、引っ越しの荷造り最中に偶然見つけたレスポのバッグ。
私が中学生の時大流行していた憧れのバッグで、中学3年生の時にお年玉で買った物だったので、これまで捨てられず取っていたのでした。
カーキ色で肩にかけてみると意外にもすごくシックリ。
あまりにもイイ感じだったのでデイリーで使ってみようかと、私物バッグの中身を入れ替えてみました。
すると、
ポケットの豊富さに感動。車のキー、携帯、お財布、車の保険証、口紅、ハンカチ、サングラス。
すべて取り出しやすく分かりやすい箇所に入れられました!
そして、軽い。肩にかけた時、娘を抱っこしても颯爽と歩けます。
これぞ、ママのためのバッグ!
今ではレスポ、レスポ♪と色違いで揃えたくなる人の気持ちまで分かるように。
今の所一つで十分ですが。
カーキとかブラックなどベーシックカラーで買えば一つでも長い間使っていけると思います。
私はレスポのブランド名がラインになっている所が好きじゃないのですが、これもベーシックカラーだと目立たないので、気になりません。
今回はマザーズバッグと言っても「ママの私物バッグ」について書きましたが、
次回は娘の必要な物を入れる「マザーズバッグ」についてのオススメを書きますね。
こちらもハンドバッグの販売員としてのいくつかの葛藤を経てやっと落ち着いたバッグを紹介したいと思います。